■基本的な使い方
  ■お手入れ、保管方法



カメラ修理の中でも比較的多い、セルフタイマーの不具合

自分だって写りたい!


毎日、カメラ修理の作業をしながらラジオを聞いています。

ある日、「『ジドリボウ』が流行っている」という話題が耳に入ってきました。
え?「地鶏のカタチをした帽子?」「うまか棒の地鶏バージョン?」
それとも事件現場付近を聞き込みに回るときに刑事が使う「地取り棒」・・・か?
まあ、そんなモノがあるはずありませんが。
さまざまな妄想が頭の中を駆け巡ったのです。

よくよく聞いたら「自撮り棒」でした。
棒の先にスマホを取り付け、その棒を突き出すようにして自分(たち)を撮影するための道具です。
シャッターはブルートゥース(無線)経由で押します。
もともとの特許はスマホが誕生する前にあったそうですが、
普及しなかったのは時代を先取りしすぎたせいなのでしょう。

昭和のカメラで「自撮り」をするときは三脚にカメラを据え、
セルフタイマーでシャッターを押しました。
観光地などに行くと、セルフタイマーを押したオジサンが走って
並んでいる仲間たちのところへ行く光景をよく見かけました。
家族旅行でも、カメラと一緒に10段くらいの三脚を持って行く人は多かったと思います。
やはり、昔から写すだけでなく、「自分だって写りたい!」と思っていたのです。

50年くらい前の昭和のカメラにはセルフタイマーが内蔵されていないカメラもあって、
そんなカメラ用に別付けのセルフタイマーも販売されていました。
最初は機械式のセルフタイマーでしたが、やがてカメラの電子シャッター化に伴い、
電子式セルフタイマーや電波や赤外線リモコンが出現しました。

昭和のカメラ修理をやっていると、セルフタイマーの不具合は珍しくありません。
 
 
  

赤いボタンを動かしてセルフタイマーをセットします                                     中身はこんな感じです(二眼レフの例)
 

カメラデザインのアクセントにもなっていました